- name/イェンス・ペッター・ハウゲ(Jens Petter Hauge)
- birth/1999/10/12
- height,weight/184cm,75kg
- position/FW
- place of birth/ノルウェー
- team,number/ミラン,15
- 市場価値/990万ユーロ
新星ひしめくノルウェー代表に現れた新たなトリックスターであるイェンス・ペッター・ハウゲ。昨年のEL予選における大活躍がミランの目に留まり、ミランへのステップアップを果たし、今後の活躍が期待されているそんな彼を今回は紹介していきたいと思います。

経歴
幼少期から下部組織時代
ノルウェーで生まれた彼は幼少期から地元の強豪のボデ・グリムドのユースチームへと加入した。
ボデ・グリムド時代(2016~2020年)
2016年4月12日にトップチームへと昇格した。昇格した2016年シーズンでは2016年4月13日対IFフローヤ戦でトップチームデビューを果たし、64分からの途中出場ながらその試合でハットトリックを達成するという鮮烈デビューを果たした。また4月23日対ストレームスゴトセトIF戦で16歳でのリーグ戦デビューを果たした。さらに2016年7月8日対IKスタート戦において初得点を記録。これはチームの最年少得点者となった。しかしチームは2部リーグへの降格となった。このシーズンでは公式戦24試合出場5得点を記録した。
翌2017年シーズンでは2部に降格したチームにおいて主力として活躍。2017年4月5日の対コングスヴィンゲルとの開幕戦で早速シーズンデビューを果たすと、リーグ首位を独走するチームと共に自身も活躍。最終的に公式戦28試合出場で2得点を記録。また10アシストも記録してチームの昇格に貢献した。
2018年シーズンでは2018年8月15日オーレスンFKへの1年レンタルで移籍。このシーズンでもチームの主力として活躍し、最終的に公式戦15試合出場で2得点を記録した。
2019年シーズンはボデ・グリムドに復帰すると、2019年4月1日対ローゼンボリ戦でシーズン初出場を果たすと、2019年5月13日ハウゲサンド戦でシーズン初得点を記録。このシーズンは初めはスタメンでなかったものの、徐々に出場機会を得て、主力に定着した。このシーズンは公式戦30試合出場9得点を記録した。
2020年シーズンはチームの要として活躍。はじめはコロナ渦でリーグ開始が延期されたものの、2020年6月17日ヴァイキング戦との開幕戦にスタメン出場すると、このまま初得点を記録した。チームは昇格2年目ながらリーグ戦で首位を快走。リーグ戦で前半戦18試合のみで14得点9アシストを記録。さらにEL予選ではミランを相手に得点を記録するなど活躍した。
ACミラン時代(2020年~)
2020シーズン前半戦での活躍、ミラン戦での活躍を受け、2020年10月1日ACミランへの移籍が決定。5年契約、移籍金500万ユーロだった。ACミランへと移籍した彼は2020年10月4日対スペツィア戦でデビューを果たすと、2020年10月22日対セルティック戦で初得点を記録。このシーズンは初めELで活躍を見せていたが、決勝トーナメントではまさかのメンバーから外れ、セリエAでも途中出場が主となってしまった。しかしセルティックやナポリ戦で得点を決めるなど、強豪との試合で才能の片りんを見せた。このシーズンは公式戦24試合出場5得点を記録した。
代表歴
ノルウェーの各カテゴリー別の代表に選出されると、2020年10月11日の対ルーマニア戦でA代表デビューを果たした。現在公式戦3試合に出場している。
プレースタイル
大きな体格ながら、ドリブルに柔らかさがあり、相手を翻弄することが多く、左からのカットインからのシュートを得意としている。さらに視野が広く、ボールを受けること、パス、クロスを上げることも得意としており、得点と同様にアシストも量産している。ミランではあまり出場機会を得れていないが、今後の活躍が楽しみにされている。
移籍の噂
今シーズンあまり出場機会を得られなかったこともあり、主力が流出しているフランクフルトからの興味が囁かれている。
20-21シーズンの主なスタッツ
リーグ戦
- ゴール数 2点
- アシスト 0回
- 1試合平均キーパス 0.6回
- 1試合平均パス成功率 80%
- 1試合ドリブル成功率 50%
- デュエル勝率 34%
- 1試合平均オフサイド 0.1回
EL
- ゴール数 3点
- アシスト 1回
- 1試合平均キーパス 1回
- 1試合平均パス成功率 77%
- 1試合ドリブル成功率 54%
- デュエル勝率 36%
- 1試合平均オフサイド 0回
参照 sofascore