- name/ルーカス・トレンティーノ・コエーリョ・ジ・リマ(Lucas Tolentino Coelho de Lima)
- birth/1997/8/27
- height,weight/180cm,72kg
- position/OMF、CMF
- place of birth/ブラジル
- team,number/リヨン,12
- 市場価値/3100万ユーロ
ネクストカカと呼ばれ、ブラジルのファンタジスタの系譜を継ぐルーカスパケタ。その年齢に似つかわないほどの落ち着いたプレーとその魅力的なプレーで人々を魅了していくセレソンの10番、そんな彼を今回は紹介していきたいと思います。
経歴
幼少期から下部組織時代
ブラジルの首都であるリオデジャネイロで生まれた彼は2007年10歳になると地元の強豪であるフラメンゴの下部組織へと入団した。そこから10年弱をフラメンゴの下部組織で経験を積んだ。年齢に似つかわしくないほどのテクニック、スキルを大きく評価されていた。さらに2016年ではコパ・サンパウロ・ジ・フチボウ・ジュニオルにおいて優勝を果たした。
フラメンゴ時代(2016年~2018年)
2016年3月1日トップチームへと昇格を果たすと、2016年3月5日リオデジャネイロ選手権の対バング―戦で初スタメンを飾った。このシーズンは公式戦2試合出場だった。
翌2017年シーズンでは一気にチームの主力に定着。2017年2月20日対マドゥレイラ戦でシーズン初出場を果たすと、プロ初得点も記録する。2017年5月14日対アトレティコ・ミネイロ戦でリーグ戦シーズン初出場を果たす。2017年9月8日の対クルゼイロ戦においてリーグ戦初得点を記録した。そのまま主力として1年間を通して活躍。公式戦37試合出場6得点を記録した
2018年シーズンでも主力として活躍。2018年3月1日リベルタトーレスでの対リーベルプレート戦でシーズン初出場を果たすと、その試合で初アシストを記録すると、2018年4月15日対ヴィトーリアとの開幕戦でシーズン初得点を記録した。このシーズンは公式戦52試合に出場12得点を記録した。
ACミラン時代(2018年~2020年)
前年までの活躍を受け、ネクストカカという評価を受け、欧州で争奪戦が勃発した。そんな中、2019年1月4日ACミランへの移籍が発表された。5年契約、移籍金3500万ユーロだった。移籍した18-19シーズンではいきなり主力に定着。1月12日対サンプドリア戦でチームでの初出場を記録すると、2019年1月21日対ジェノア戦でセリエAデビューを果たすと、2019年2月11日対カリアリ戦でミランでの初得点を記録した。このシーズンは公式戦17試合出場1得点を記録した。
翌19-20シーズンでは前シーズンほどの活躍が見せられず、徐々に出場機会を減らしていった。このシーズンでは2019年8月26日対ウディネーゼとの開幕戦でスタメン出場を果たすも得点を決められず。結果的にはこのシーズンは公式戦27試合出場に終わった。
オリンピックリヨン時代(2020年~)
前年の冬にステファノピオリが監督に就任してから、ハカン・チャルハノールにトップ下の定位置を奪われると、出場機会を得るために移籍の噂が流れだす。そして2020年9月30日オリンピック・リヨンへの移籍が発表された。5年契約、移籍金2000万ユーロだった。このシーズンではシーズン途中からチームの主力に定着した。2020年10月18日対ストラスブール戦でチームでの初出場を果たすと、2020年12月24日対ナント戦でチームでの初得点を記録した。その得点から徐々に出場機会を得ると後半戦ではチームの攻撃陣をけん引した。このシーズンでは公式戦34試合出場で10得点を記録した。
代表歴
2016年ブラジルのU-20代表の欧州遠征のメンバーに選ばれると、2016年9月4日対U-20代表のイングランド戦においてU-20代表デビューと、初得点を記録した。さらに2016年U-23のオリンピック代表のサポートメンバーにも飛び級で選出された。しかし2020年の東京オリンピックの代表には選ばれなかった。2018年のロシアワールドカップの1次ロースターメンバーにさいねんしょう選出された。そして2018年9月7日対アメリカ代表との親善試合で代表デビュー、2019年3月23日対パナマ戦で初得点を記録した。その時にはセレソンの伝統の10番を受け継いだ。そして2019年コパアメリカにも選出され、2021年のコパアメリカのも選出された。そして今回のコパアメリカでは準決勝でのペルー戦で決勝ゴールを決めるなど、チームの準優勝に大きく貢献した。現在公式戦19試合出場で4得点を記録した。
プレースタイル
ネクストカカと呼ばれているように、ドリブルのスキルやボールタッチ、テクニックに秀でており、敵を翻弄するブラジル人らしいプレーを得意とする。また得点力も高く、特に決定的な場面での得点が多い。またパスの能力も高く、アシスト、キーパスを量産する。若いころには少しフィジカルに不安があったが現在では、守備面でも貢献することも多く、今シーズンは1試合平均で2回を超えるタックル数を記録している。またマリーシアを得意としており、被ファール数も多く、しかしファール数も多い。
20-21シーズンの主なスタッツ
リーグ戦
- ゴール数 9点
- アシスト 8回
- 1試合平均キーパス 1、5回
- 1試合平均パス成功率 81%
- 1試合ドリブル成功率 55%
- デュエル勝率 51%
- 1試合平均オフサイド 0.2回
- 1試合平均被ファール数 2,2回
- 1試合平均ファール数 2,2回
- 1試合平均タックル数 2,3回
参照 sofascore