- name/ノア・ラング(Noa Lang)
- birth/1999/6/17
- height,weight/179cm,68kg
- position/CF,RWG,LWG
- place of birth/オランダ
- team,number/クラブ・ブルッヘ,10
- 市場価値/2500万ユーロ
昨シーズンのベルギーリーグ最優秀若手賞を受賞したオランダの新星であるノア・ラング。敵を翻弄するテクニックから若きネイマールとも比較される強豪クラブ熱視線の快速ウインガーである、そんな彼を今回は紹介していきたいと思います。

経歴
幼少期から下部組織時代
オランダのカペレ・アーン・デン・エイセルという都市で生まれた彼は4歳のころから地元のヒオンというサッカークラブに加入しそのサッカーキャリアをスタートさせた。そして6歳のころにはオランダの名門であるフェイエノールトのユースチームへと加入した。そして14歳のころには同じくオランダの名門で、世界屈指の育成大国でもあるアヤックスのユースチームへと移籍を果たした。そしてそのままユースチームから下部組織段階までアヤックスで過ごすこととなった。
アヤックス時代(2017年~2019年)
このようにエールディビジの名門の下部組織で経験を積んだ彼は2017年にはアヤックスとのプロ契約を果たし、Bチームであるヨング・アヤックスへと昇格を果たす。そして2017年4月14日対ヨング・ユトレヒト戦にて公式戦初出場を果した。このまま16-17シーズンでは公式戦2試合に出場し無得点だった
翌17-18シーズン、18-19シーズンではチームの主力にまで成長。2つのシーズン通算で公式戦36試合で7得点を記録した。
ヨング・アヤックスで主力にまで成長した彼は18-19シーズンの終盤にはトップチームへの昇格を果たす。そして2019年3月14日対PESズウォレ戦でトップチーム公式戦初出場初出場を果す。さらにこの試合では出場後2分で決勝点をアシストする活躍を見せる。このシーズンはAチームとBチームを行き来しながら、トップチームで公式戦4試合出場を記録した。
翌19-20シーズンではさらに出場機会をを増やした。2019年9月1日対スパルタ・ロッテルダム戦でシーズン初出場を果たした。さらに2019年9月18日対リール戦において、CL初出場を果した。その後もAチーム、Bチームを行き来しながら成績を残した結果、2019年12月1日対トaゥエンテ戦においてトップチームで初のスタメンを飾る。
するとこの試合で初スタメンながら初得点を含む、ハットトリックという離れ業をやってのける大活躍でチームを勝利に導き、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。このシーズンは前半戦だけながら公式戦9試合に出場で4得点を記録しその才能の片りんをみせた。
FCトゥエンテ時代(2020年)
2020年1月18日に同リーグのFCトゥエンテへの半年間のレンタル移籍がは発表された。すると2020年1月27日対PSVアイントホーフェン戦において移籍後初出場、初スタuメンを飾る。すると翌2020年2月2日対スパルタ・ロッテルダム戦で移籍後初得点も記録した。しかし新型ウイルスの流行により、リーグ戦は終了。このシーズンは公式戦7試合出場1得点を記録した。
クラブ・ブルッヘ時代(2020年~)
シーズン開幕前にアヤックスに復帰した彼は、2020年9月20日対ワールス・ワイク戦でシーズン初出場を飾る。するよ2020年10月5日ベルギーリーグの名門であるクラブ・ブルッヘへの買取オプション付きのレンタル移籍が発表される。するとこの20-21シーズンではその才能が開花する。2020年10月18日対スタンダール・リエージュ戦で移籍後初出場を果たすと、2020年10月25日対ルーヴェン戦で移籍後初スタメンを飾ると、PKから初得点も記録した。ここからリーグ戦で4試合で3得点を記録すると、一気に主力にまで成長。さらに2020年12月3日対ゼニト・サンクトペテルブルク戦ではCL初得点も記録した。ここから2020年12月26日から3月8日までの9試合で9得点4アシストを記録する大爆発。その後もコンスタントに得点に絡み、このシーズンは公式戦37試合出場で17得点を記録。さらに11アシストも記録し、20-21シーズンのベルギーリーグ最優秀若手賞にも輝いた。
前年度の活躍を受け、クラブ・ブルッヘは買取オプションを行使、移籍金は600万ユーロであった。迎えた21-22シーズンも変わらず主力として活躍している。リーグ戦に先駆け行われたスーパーカップの対ヘンク戦でシーズン初出場を果たすと、いきなり初得点を記録。さらに2021年7月25日対オイペンとのリーグ開幕戦でもスタメンを飾ると、いきなりアシストを記録。すると開幕7試合で3得点4アシストとスタートダッシュに成功すると、12月15日現在公式戦25試合出場で5得点9アシストを記録している。
代表歴
2014年からオランダの各カテゴリー別の代表に召集されている。そして2019年にはオランダ代表のUー21代表に召集されると、2019年のU-21EURO予選にも出場した。さらに2020年のU-21欧州選手権のも出場した。そして20-21シーズンでの活躍によって2021年10月にはA代表に初選出も果たす。2021年10月9日のワールドカップ予選対ラトビア戦で代表初出場を果す。さらに翌2021年10月12日対ジブラルタル戦において初スタメンを飾り、アシストも記録した。現在代表で3キャップを飾っている。
プレースタイル
彼の一番の特徴はその足元の技術にあり、ドリブル時にはそのスピードと足元のテクニックを生かし、敵を翻弄する。そのプレースタイルからネイマールと比較される声もある。また、攻撃のオプションも豊富で、前述のドリブルだけでなく、キーパス、アシスト、ゴールとその時に一番最善な選択肢をとることができる。またウインガーながらオフサイドの数も少ない。またハイプレスにも積極的に参加するため、カウンターの起点にもなる。またCLのPSG戦での得点など、大舞台での成績も残しており、今後が大きく期待される選手である。
20-21シーズンの主なスタッツ
リーグ戦
- ゴール数 16点
- アシスト 7回
- 1試合平均キーパス 1、7回
- 1試合平均パス成功率 79%
- 1試合ロングパス成功率 46%
- 1試合ドリブル成功率 56%
- デュエル勝率 46%
- 1試合平均ボールロスト数 15.4回
- 1試合平均オフサイド 0.4回
- 1試合平均被ファール数 1.4回
- 1試合平均タックル数 0.8回
CL
- ゴール数 1点
- アシスト 0回
- 1試合平均キーパス 0、7回
- 1試合平均パス成功率 82%
- 1試合ロングパス成功率 43%
- 1試合ドリブル成功率 54%
- デュエル勝率 40%
- 1試合平均ボールロスト数 9.0回
- 1試合平均オフサイド 0.2回
- 1試合平均被ファール数 0.5回
- 1試合平均タックル数 0.7回
参照 sofascore