シーズンも佳境を迎えている現在今シーズンのプレミアリーグのキーパーのセーブ数の上位はどうなっているのかランキング形式で紹介していきたいと思います。

6位タイ 103回 ウカシュ・ファビアンスキ(ウエストハム)
(出場35試合 3150分)
6位タイはここ数シーズン上位争いに加わることが増えてきたウエストハムを最後方から支える絶対的守護神であるウカシュ・ファビアンスキ。彼がウエストハムに入団したのは30代半ばと少し遅かったが、今が全盛期であるかのような活躍を見せている。彼はボックス外からのシュートストップを得意としており、そのセーブ率は84%を上回っている。PKも5本中で2本をセーブするなど、安定感に優れたキーパーである。

6位タイ 103回 ニックポープ(バーンリー)
(出場33試合 2970分)
同じく6位タイにはプレミアファンにはおなじみの隠れた名選手であるニックポープがランクインしました。彼は2016年にバーンリーに入団して以来高い水準で安定した成績でチームを何度も残留に導き、何度もビッククラブへの移籍が噂されたものの、チーム愛を貫いてきた選手である。彼もボックス外からのシュートに強く、88%を超えるセーブ率を記録しており、たった4点しかゴールを与えていない。更に総合でも毎年セーブ率が70%を超えてきており、被シュート数が多くなってしまう下位チームでこのセーブ率は驚異的である。バーンリーは攻撃陣が他と比べて弱いがそれでもプレミアリーグ残留を果たしてきたのは、この男が後方から得点を阻止してきたからといっても過言ではないだろう。

5位 110回 ジョーダン・ピックフォード(エヴァ―トン)
(出場33試合 2970分)
5位はイングランド代表の正守護神としても活躍を見せるジョーダンピックフォード。彼は印象的なミスを犯してしまう傾向にあり、批判の的にさらされてしまうこともあるが、成績を見ると十分な成績を残しているようにも思える。彼は今シーズン67%のセーブ率を誇っている。少し低いようにも思えるが、ボックス外のシュートはほかのプレミア選手と同じくらい止めており、どちらかというと、味方がボックス内に侵入を許してしまい点を決められてしまうというパターンが散見されるように思える実際に110回ものセーブ数を記録しており、決して悪い数字ではないように思われる。しかし時に驚くようなミスを犯すこともまた事実であり、それが評価を下げてしまっている印象である。

4位 120回 ジョゼ・サ(ウルヴァ―・ハンプトン)
(出場36試合 3240分)
ここからは少し数字が上がり、120回のセーブ数で4位に入ったのがジョゼ・サである。彼はルイ・パトリシオの後釜として2021年の夏にチームへと加入。当時は大きい期待をかけられていたがその期待に見事答えている。彼はその驚異的な反射神経から、ボックス内からのシュートを止めることを得意としており、そのセーブ率は72%を誇っており、そのボックス内セーブ率は並みいるプレミア守護神の中でも際立っている。総合のセーブ率だと75%である。そして彼のもう一つの特徴がその足元の技術にあり、今シーズンは2021年9月26日対サウサンプトン戦では決勝点をアシストするロングフィードを決めるなど、攻守で活躍している。
3位 124回 カスパーシュマイケル(レスターシティ)
(出場35試合 3150分)
3位にはレスターシティの絶対的守護神であるカスパーシュマイケルがランクインしました。偉大な父ピーターシュマイケルの息子として常に注目を集めてきたが、その名に恥じない活躍を見せている。今シーズンは苦しむチームの中で孤軍奮闘の活躍を見せており、ボックス内からのシュートを87本求めており、これはプレミアリーグでもトップの数字である。レスターで奇跡の優勝を果たした後、多くのチームメイトがステップアップしていく中、10年以上にわたってチームのゴールマウスを守っている、選手としても、リーダーとしても頼れる人物となっている。

2位 126回 ダビド・デ・ヘア(マンチェスターユナイテッド)
(出場37試合 3330分)
2位には復活したダビド神ことダビド・デ・ヘアが入りました。近年はその不調ぶりから選手としての旬が過ぎたといわれていましたが今季は復調、今までの輝きを取り戻しつつあります。一般的には上位チームほどセーブ数が少ないといわれるが、彼は自らのセーブによってチームを導いているという印象である。彼はボックス外からのシュートを83%、全体でも69%のシュートをストップしている。更に今はチームと共に少し調子を落としているが、前半戦はより驚異的であり、2021年12月12日対ノリッジ戦では11本のシュートを浴びながら無失点に抑えている。

1位 134回 イラン・メリエ(リーズ)
一位はビエルサ率いるリーズユナイテッドの若き守護神であるイランメリエだった。今シーズンは降格圏に沈んでいるチームの中で安定した活躍を見せている。チームがポゼッション重視で、カウンターを受けやすいことから、他チームより圧倒的に多い被シュート数を浴びながらも、ボックス内、ボックス外どちらのシュートも多くストップしており、止めるべきシュートはすべて止めている。しかしあまりにもシュート数が多いためにセーブ率は低めになってしまっている。
まとめ
1位 134回 イラン・メリエ (リーズ)
2位 126回 ダビド・デ・ヘア (マンU)
3位 124回 カスパー・シュマイケル (レスター)
4位 120回 ジョゼ・サ (ウルバー・ハンプトン)
5位 110回 ジョーダン・ピックフォード(エヴァ―トン)
6位タイ 103回 ニック・ポープ (バーンリー)
ウカシュ・ファビアンスキ (ウエストハム)